相続税をずっと払わなければ延滞税、加算税がかかる

相続税をいつまでも払わなければどうなるのでしょうか。もちろん脱税になります。法律では、被相続人の死亡を知ってから10ヶ月以内に払わなければならないとされています。では、10ヶ月以内に払わなければ脱税になることはなんとなく分かったけれど、具体的にどうなるのか、ということはあまり知りません。ナルトであれば、つまり・・・どういうことだってばよ!?と食い下がってくるでしょう。すいません、昔子供がよくナルトの口真似をしていたので、なんとなく使ってみたかったのです。特に意味はありません。というかナルトをよく知りません。すいません。

しかし、実際、どうなるのかはナルトでなくても知りたいはずです。これは払わずに放置しておくと、延滞税、加算税というものがかかります。では以下に詳しく説明します。

延滞税・加算税とは

延滞税、加算税は、期限内に支払わないことに対するペナルティのようなものですから、とても重いものです。税務署から有罪と突きつけられているから払わなければいけなくなるわけです。しかしこれがゴルゴ13であれば有罪(ギルティ)となった瞬間に死亡が確定するわけですから、プラス思考で考えればまし・・・なわけはないですね、このようなものは払わないで済むならばそれにこしたことはありません。

で、延滞税とはいくらなのか、説明しますと、かかっている税金に対して念14.6%かかります。14.6%というとクレジットカードの一般的なカードローンの年率と実質同じくらいの年利です。これを高いとみるか安いとみるかは個々人によって違うでしょうが、人によっては某俳優のようにアイキャンフライしたくなるかもしれません。

加算税についてなんですが、これは色々あります。少なく見積もって提出し、それを看過された場合は加算税を払わなければいけません。この場合が追加納付した税金の10%です。

他に、申告書を提出し忘れていて、それを税務署から指摘された場合も15%かかります。これが忘れていることを自分で気付いて自分から提出すれば5%になりますから、税務署から指摘されると税が重くなるようです。

また、意図的に提出しなかったり、偽装していたりすることがばれると、税金総額の40%を支払わなければならなくなるそうです。恐ろしいですね。こんな重税を課されるとあまりの恐ろしさに稲川淳二がわざわざ怖い話をする必要がなくなってしまうかもしれません。